Snow Monkey v27.0.0 の概要
変更
- node-sass を sass に置き換え
不具合の修正
- エディターとフロントでブロックの幅が異なる場合がある不具合を修正
node-sass を sass に置き換え
Snow Monkey の CSS は node-sass というツールを使ってビルドしていたのですが、node-sass のメンテナンスが終了したため、後継のツールである sass に置き換えをおこないました。
その影響で、Snow Monkey で使用していた Sass の変数($_
で始まるもの)、ミックスイン(_
で始まるもの)が使用できなくなりました。基本的にユーザーさんはビルド済みの CSS を使っているからそこはあまり関係ないかもしれませんが、一応お知らせです。詳細は下記のページをご確認ください。
なお、ビルドツールが変わった影響で、もしかしたら生成された CSS の一部にも変更が入ってしまっている可能性があるかもしれません。その影響で CSS でカスタマイズしていたものが効かなくなった、崩れた、ということがもしかしたらあるかもしれませんので、その場合は報告頂けると助かります!
エディターとフロントでブロックの幅が異なる場合がある不具合を修正
- ブロックテーマのように
--wp--style--global--wide-size
・--wp--style--global--content-size
による幅指定が自動では行われない - エディター上では
settings.layout.contentSize
に指定した値(ここではvar(--wp--custom--content-width)
が適用される)
ということから、--wp--style--global--wide-size
・--wp--style--global--content-size
を使うのは不安定感があることがわかりました。そのため、--wp--style--global--wide-size
・--wp--style--global--content-size
は(少なくとも Snow Monkey 内では)使わないように変更をおこないました。