2022年1月25日に WordPress 5.9 のリリースが予定されています。それにあわせて Snow Monkey、Snow Monkey Blocks、Snow Monkey Editor、Snow Monkey Forms のメジャーアップデートをおこないます。いずれもリリース後は動作環境として WordPress 5.9 以上が必須となりますのでご注意ください。
また、このメジャーアップデートまではよほどのことがない限り細かい不具合修正や機能追加のアップデートはストップしようと思います。
リリーススケジュール
今回はおそらく WordPress 5.9 のリリースにあわせられるかなと思うので、1月25日〜27日くらいの正式リリースを目指して、その2週間前くらいからβ版をメンバー限定で配布したいと考えています。ある程度見えてきたときにオンラインコミュニティ等でまたお知らせしようと思います。
Snow Monkey v16 / Blocks v14 / Editor v7 / Forms v3 の主なアップデート内容
WordPress 5.9 はフルサイト編集が目玉となるため、クラシックテーマである Snow Monkey においては大きな機能追加はないと考えています。そのため、WordPress 5.9 で変更の入るブロックエディターの API、コンポーネントへの対応が主となるかなと思うので、表向きの使用感はほとんど変わらない感じになるだろうと思います。
ただ、これが超重要なのですが、このアップデートで IE11(Internet Explorer 11)のサポートを終了しようとお思います!!
IE11(Internet Explorer 11)のサポート終了
現状の Snow Monkey は IE11 もまともに閲覧できるようには対応するというスタンスで開発をおこなっていますが、IE11 はもう8年前にリリースされたレガシーなブラウザであり、Edge のリリース後は事実上開発も終了しているということで、現代の主要なブラウザとは CSS や JavaScript のサポート状況に大きな乖離があり、IE11 に対応することでかなりの開発負担増になっていました(コードの量が増えるので表示速度にももちろん影響があると考えられます)。
今年に入って国内の様々な主要サイトで IE11 のサポートが終了し、
国産の主要な WordPress テーマでも IE11 のサポートが終了しています。
WordPress 自体も IE11 のサポート終了を発表していますし、来年の6月には Microsoft による IE11 のサポート自体も終了するということなので、Snow Monkey および関連プラグインもこのタイミングで IE11 の終了をすることにしました。
E11(Internet Explorer 11)の「サポート終了」が意味すること
IE11 用に用意していた CSS や JavaScript を取り除くため、IE11 ではレイアウトやデザインが崩れる可能性があります。また、開発時にも IE11 での動作確認をおこなわなくなるため、IE11 での動作は全く保証されなくなります。また、サポートフォーラムで IE11 の対応要望がありちょくちょく対応していましたが、それもおこなわなくなります。
IE11 での閲覧が多いサイトを運営されている場合は、はやめに Edge や Chrome への移行を促すお知らせを出すなど、対応をお願いいたします。大変お手数をおかけいたしますが、何卒ご理解いただければと思います。