マニュアル [ 開発者向け ]

子テーマのつくり方 / Snow Mokey カスタマイズ用プラグイン(My Snow Monkey)について

子テーマ利用の注意点

子テーマは親テーマのテンプレートを上書きするという超強力な機能です。これは便利である反面、古いテンプレートをコピーしたままになっていると親テーマをアップデートしても子テーマに新機能が反映されない、脆弱性が残ったままになる、デザインが崩れる、などの問題が起こる可能性があります。

CSS の調整で済むようなちょっとしたカスタマイズを行いたい場合は、子テーマではなく、追加 CSS 機能の利用をおすすめします。

子テーマではなくプラグインによるカスタマイズを推奨します

Snow Monkey は子テーマを使わなくてもプラグイン領域から子テーマのように自由にカスタマイズをおこなうことが可能です。カスタマイズ用プラグインの雛形(My Snow Monkey)はマイアカウントページからダウンロードできます。詳しくはこちら

フィルターフック・アクションフックについて

Olein さんがわかりやすいサイトを公開されています。

テンプレート内容の書き換え

Snow Monkey のページ表示までの処理の流れ

リクエストがあってページが表示されるまでにどのような順番で処理が走り各テンプレートが呼ばれるのかを解説しています。この流れを理解した上で、テンプレート内容を書き換えるためのフックの説明を見ると理解しやすいのではないかと思います。

フィルターフック

My Snow Monkey でテンプレートの追加/上書きをできるようにする(テンプレートルートの追加)

カスタムページテンプレートの追加方法

カスタム投稿タイプのカスタマイズ

カスタム投稿タイプの表示をカスタマイズする基礎

投稿タイプごとに違うウィジェットエリアを設定する(Custom Sidebars プラグイン使用)

特殊なリンク

Snow Monkey には、普通にリンクするのではなく、特定のコンポーネントを開くための特殊なリンクがあります。

静的ビューテンプレート機能

静的ビューテンプレートディレクトリ(/templates/static/)に、URL にマッチしたテンプレートが存在すればそれをビューテンプレートとして読み込む機能です。

通常、コンテンツ部分のテンプレート(= ビューテンプレート)は条件に応じて /templates/view/ 内のファイルが使用されますが、例えば、/about/ という URL にアクセスがあったときに /templates/static/about.php というファイルが存在する場合はそれがビューテンプレートとして利用されます。「固定ページの内容をテンプレートに書きたい」のような場合に、ディレクトリ内を煩雑にせずに整理した形でテンプレートを配置できます。

ブログカードのカスタマイズ

装飾を外す

v15.9.0 から、見出しを等を装飾している装飾用の CSS を外すことができるようになりました。CSS でデザインを大きく変えたい場合はもとの CSS が薄いほうがやりやすいので、そういうときは装飾用の CSS を外すと作業しやすいかなと思います。詳しくは下記の記事を確認してください。

Snow Monkey オンラインコミュニティ

Snow Monkey をより良いテーマにするために、今後の機能開発等について情報共有したりディスカッションをしたりする場所です。より多くのユーザーの交流があったほうがより良いプロダクトに育っていくと思いますので、ぜひご参加ください!