Snow Monkey v10.8.0 をリリースしました

Snow Monkey v10.8.0 の概要

機能追加

  • template-parts/archive/entry/content/content にテンプレート変数を追加
  • フィルターフック snow_monkey_comment_form_args を追加
  • 個別ページの .c-entry__content の先頭にアクションフック snow_monkey_prepend_entry_content を追加
  • 個別ページの .c-entry__content の最後にアクションフック snow_monkey_append_entry_content を追加
  • アーカイブページの .c-entry__content の前にアクションフック snow_monkey_before_archive_entry_content を追加
  • アーカイブページの .c-entry__content の後にアクションフック snow_monkey_after_archive_entry_content を追加
  • アーカイブページの .c-entry__content の先頭にアクションフック snow_monkey_prepend_archive_entry_content を追加
  • アーカイブページの .c-entry__content の先頭にアクションフック snow_monkey_append_archive_entry_content を追加

変更

  • 「Snow Monkey: 最近の投稿」ウィジェットのサムネイルサイズの初期値を「中サイズ」→「medium_large」に変更
  • 「Snow Monkey: 任意のタクソノミー投稿」ウィジェットのサムネイルサイズの初期値を「中サイズ」→「medium_large」に変更
  • コメントフォーム部分を別テンプレートに切りだし
  • JavaScript をリファクタリング

不具合の修正

  • .c-select--block のデザイン崩れを修正
  • オブジェクトキャッシュを永続化している状態でアップデートをするとページヘッダーの表示時に Fatal Error になることがある不具合を修正

template-parts/archive/entry/content/content にテンプレート変数を追加

下記のテンプレート変数を追加しました。

  • _entries_layout … 一覧のレイアウトを変更
  • _force_sm_1col … スマホで1カラムを強制する

例えば、下記のコードでカスタム投稿タイプ news のカスタム投稿アーカイブを simple レイアウトで表示できます。

add_filter(
	'snow_monkey_get_template_part_args',
	function( $args ) {
		if ( 'template-parts/archive/entry/content/content' === $args['slug'] && 'news' === $args['name'] ) {
			$args['vars']['_entries_layout'] = 'simple';
		}
		return $args;
	}
);

コメントフォーム部分を別テンプレートに切りだし&snow_monkey_comment_form_args フィルターフック

resources/template-parts/discussion/comments.phpcomment_form() 部分を resources/template-parts/discussion/comment-form.php に切りだしました。

また、このコメントフォーム呼びだし時に渡す引数を snow_monkey_comment_form_args フィルターフックでカスタマイズできるようになりました。初期値は空です。使用可能な引数は下記を確認してください。

この記事を書いた人

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キタジマ タカシ

長崎県長崎市在住。地元のWeb制作会社でWebデザイナー/エンジニアとして従事した後、2015年にフリーランス [ モンキーレンチ ] として独立。WordPress のテーマやプラグイン、ライブラリ、CSS フレームワーク等、多数のプロダクトをオープンソースで開発・公開しています。

Snow Monkey オンラインコミュニティ

Snow Monkey をより良いテーマにするために、今後の機能開発等について情報共有したりディスカッションをしたりする場所です。より多くのユーザーの交流があったほうがより良いプロダクトに育っていくと思いますので、ぜひご参加ください!