Snow Monkey のメジャーアップデートである v25 のベータ版を配布します。メジャーアップデートは後方互換性に影響がでる可能性が高いアップデートになりますので、もしテスト環境で動作確認いただける方は、正しく動作できた、ここにこういう不具合があった、などなどオンラインコミュニティにご報告いただけるととても助かります!また、ベータ版はあくまで動作確認用であるため、本番環境での利用は推奨されません。
Snow Monkey v25.0.0 Beta1 の概要
変更
- WordPress の必須バージョンを 6.3 以上に変更
- Snow Monkey の各 js ファイルをなるべく
deferで呼び出すように変更 - Snow Monkey Blocks の各ブロックの InnerBlocks 用の CSS を削除(Snow Monkey Blocks v20 で各 InnerBlocks が constrained になることに対する変更)
WPAW:ではじまるブロックのapiVersionを2から3に変更- 投稿エディターの SEO メタボックスの位置をサイドバーに変更
- Snow Monkey Blocks を使う場合は Snow Monkey Blocks v20 以上が必要
Snow Monkey の各 js ファイルをなるべく defer で呼び出すように変更
WordPress 6.3 から、wp_enqueue_script() で defer や async を指定できるようになりました。基本的には defer にしておいたほうがページの表示が早くなるはずなので、defer にできるものは defer にするようにしました。
Snow Monkey Blocks の各ブロックの InnerBlocks 用の CSS を削除
InnerBlocks というのはボックスブロックのような、中に子ブロックを入れられるようになっているもののことです。Snow Monkey の CSS 設計として、記事直下と InnerBlocks の直下のブロックには、記事用の装飾があたるようになっていました。例えば h2 見出しの左ボーダー + 背景色みたいなやつです。
この設計だと、InnerBlocks を使っているブロックが増えれば増えるほど CSS が膨らんでいってしまいます。WordPress 6.3 からブロックのレイアウト機能が正式版になったのですが、記事直下 = レイアウトタイプ:constrained なので、せっかくレイアウト機能が正式版になったのなら全部の InnerBlocks を constrained にすれば各ブロック用の CSS を削減できるやん!ということで各 InnerBlocks 用の CSS を削除しました(Snow Monkey Blocks v20 以上で constrained になるので、v20未満だとデザインが崩れます)。
