キタジマ タカシ この記事は「Snow Monkey Advent Calendar 2020」3日目の記事です。
先日の Snow Monkey ミートアップで少し相談させてもらったパートナー制度ですが、「Snow Monkey エキスパート」という名称ではじめることにしました。
オレインデザインさん、株式会社mgn さん、ちづみさんに Snow Monkey エキスパートになっていただきました！
Snow Monkey や Snow Monkey コミュニティのために同じ方向を向いて協力していただいている方に、僕の独断で任命させてもらっています！（今のところ条件を満たしたらとか、申請してもらったらなれるというような形では運用していません）
そもそもの経緯
そもそもなぜパートナー制度的なものをやりたかったのか。
以前から僕は「小さくても良いから Snow Monkey の経済圏をつくりたい」ということを言ってきました。Snow Monkey が売れて僕がうれしい、だけで終わってしまうと世界は全然良くならないので、Snow Monkey が売れて僕もうれしいし、買った人も Snow Monkey でビジネスがうまくいってうれしい、そして Snow Monkey でサイトをつくってもらったりしたエンドクライアントさんもうれしい、という win-win の関係を築きたい、さらにそこからもう一歩外の僕を介さないところでビジネスが発展していってほしい、と思っていました。
僕が特に戦略的になにか行動できたわけではないのですが、今年はいろいろな要因が重なってそんな「Snow Monkey 経済圏」が少しできてきてるんじゃないの…？ということを感じることができる年でした。ただ、ほんとに僕がなにかやったわけではないので、一過性のものになってしまうかもしれないし、期待感で動きがおこったけど実態が伴わないということになればせっかくできはじめたこの経済圏もまた萎んでしまうかもしれない。もうちょっとなにか公式としてやれることがあるのではないか…ということを考えるようになりました。
それでこれならできそうかな？なにかおもしろいことがおきそうかな？と思ったのがパートナー制度でした。AWS も、最近流行りの Shopify も、日本の WordPress 界隈でいえば Shifter なんかもパートナー制度がありますよね。
例えば web サイトをつくりたいという方がいて、調べたら WordPress というものが良いらしい。さらに調べたら Snow Monkey というテーマが良いらしい。でも自分では難しいかもしれないからプロに頼みたい。でも誰に頼めば…？という方がいたときに、やっぱり公式として、「この方（や会社）は公式として推薦できますよ！」というのを打ちだしたほうがその困っている方も Snow Monkey でビジネスしたい方もお互いハッピーになると思うんですよね。無駄なミスマッチが減るという。
でも、よくあるパートナー制度・代理店制度って販売ノルマがあったり、売ってもらうために提携を結んで協力するという意味あいが強いことが多いと思うんです（詳しくないので間違っていたらすみません）。Snow Monkey はとにかく売れや売れろやとは思っていなくて、必要としている人に正しく届くのが理想だと思っているので、売ることに強く意識が向くようなことはやりたくない。ではどういうあり方が良いだろうということでしばらく悩んでいて、考える会やオンラインコミュニティでずっと相談させてもらっていました。
なぜ「エキスパート」なのか
で、それならパートナーというよりは、Snow Monkey の○○に関するエキスパートですと言えるような方々を公式として取り上げるという形が良いのではないのか？というところに落ち着きました。
同じ方向を向いて協力し会える方々と一緒に色々考えたり、企画をやったり、代わりに仕事が流れるようなルートをつくったり、公式として開発面や思想面での情報共有をおこなうといったサポートをしたり。そういった協力関係をつくれると良いと思うし、良いといっていただける方々に Snow Monkey エキスパートになっていただくことができました。
僕一人の力ではこれくらいが天井かも…と考えてしまう日々がしばらく続いていたのですが、色々と相談に乗っていただき一緒に動いてもらえるようになったことで、新しい動きがおきてきているし、また新しい変化が起こるかも！という期待感でワクワクしています。そんな新しい動きの中でまた新しい○○エキスパートな方が見つかって輪が広がっていくと良いなと思っています。
一応まだエキスパートの方々を掲載するページをつくっただけで、公式サイトの PV も大したことはないので特にリターンはできていない現状なのですが、どのようなリターンができるのかも含めてまた色々相談できればなと思っています。そんな話し合いもオンラインコミュニティのオープンなチャンネル（#エキスパート）でおこなっていますので覗いてみてください！
