11月1日・2日に開催された WordCamp Tokyo 2019 にスポンサーとして参加しました。
Snow Monkey 飲み会
WordCamp 前日、Snow Monkey ユーザーと集まって飲み会を開きました。せっかくなので Snow Monkey IPA が飲めるところが良いなと思ったのですが、時期的に難しいらしく、同じメーカーさんのビールが飲めるお店で。長崎だとなかなかクラフトビールを飲む機会もないので美味しかった〜。僕は東京の土地勘が全然ないので、最初はお店どうしよう…と思っていたのですが、Snow Monkey ユーザーの decocool さんがお店を探して予約してくれてとても助かりました。ありがとうございました!
東京でユーザーさんたちと会って交流できるのは貴重な機会で、とても楽しかったです。大阪ではミートアップを2回しているのですが他の場所では開催したことがないので、いつか東京でもミートアップしたいですね。あ、来月の WordCamp Osaka も、前日に飲み会したいなーと思っています。興味あるという方はぜひオンラインコミュニティでコメントください!
コントリビューターデイ
11月1日はコントリビューターデイ。みんなで手や口を動かしてなにか WordPress に貢献しようぜ!という日です。僕は「公式ディレクトリテーマ登録班」の世話役をさせてもらいました。
「テーマ登録」ということでテーマの作り方を教えてくれるのかな?という方もいらっしゃったりするのですが、なかなか1日でゼロからテーマをつくって登録まで持っていくというのは難しい。昨年も世話役をさせてもらったのですが、そういうこともあって結局はただのもくもく会的な感じになってしまったので、今年は「Theme Handbook を皆で読んでみよう」という企画をやってみました。
僕は一応過去に公式ディレクトリにテーマを登録した経験があるので、ハンドブックを読みながらちょこちょこ解説を入れたりする形で進めさせてもらいました。思ったよりハンドブックの量が多くて(事前に確認してなくてスミマセン…)半分くらいまでしか進められなかったのですが、解説してみなさんと情報交換してというのが割と好評で、やって良かったなと思いました。
これが直接的なコントリビュートになるのかと言われれば微妙だなとは思うのですが、巷ではデタラメな情報がたくさん出回っていて、その情報をもとに開発や仕事をされている方も多いと感じています。ハンドブックが存在することを知らない方も多いです。今回のコントリビューターデイがきっかけになって、少しでも、正しい情報の場所が存在していて、それに則って開発することで多くの人が幸せになるよということが認知されていけば良いなと思います。
セッションデイ
5トラック / 全24のセッションと、誰もが大満足するであろうセッションデイ。僕はスポンサーブースをだすということもありセッションは1つも聞けなかったのですが、スポンサーブースも多くの人がきてくださってとても大盛況でした。
僕は零細フリーランスなのでいつもブースは1人で立っているのですが、なんとなんと、今回は2人のユーザーさん、ケミさんと山崎さんがブースの手伝いをしてくれました!こんなことってあるのでしょうか、我ながら驚きましたw
僕は半ブースだし、そんなに設営も時間はかからないだろうと思い、一般入場開始の10時ちょっと前くらいに会場入りしました。そしたら既にケミさんが設営を終わらせてくれていてびっくり!w ケミさんはブースを手伝ってくれるとはいえ一般参加なのになぜはやく入れたんだろう…w
スポンサーブースにいると、久しぶりにお会いする方などがきてくれて、楽しくてどうしても長話してしまうのですが、そうするとフラっとブースを覗きに来た方の対応が疎かになってしまいます。でも、今回は山崎さんがそういう方の対応をしてくれたのでめちゃくちゃ助かりました!なんか Snow Monkey を知らなくてフラっと来た方に僕がグイグイ対応しちゃったりすると「売り込みウザ…」となっちゃうと思うんです。かといって話しかけないのも失礼だし、接客が不得手な僕は塩梅が難しい〜と思ったりしちゃうのですが、直接僕が対応するんじゃなくて、ユーザーさんが対応するというのはその辺の塩梅がなんかこうちょうど良い感じというか、そんな感じがして良いなと思いました。
いろいろな方がブースにきてくださったのですが、100%GPL の WordPress テーマ SWELL の開発者だる了さんがきてくれたのがめちゃくちゃ嬉しかったです!了さんは8月に大阪で開催した Snow Monkey ミートアップに参加してくれたのですが、このときに WordPress コミュニティや WordCamp のことを知って、WordCamp Tokyo に参加してくださったそうです。
なんか参加の経緯もそうですけど、了さんのポジションも僕が WordPress コミュニティや WordCamp に参加したときの状況と似ているような気がしていて、勝手に当時のことを懐かしんでおりました。SWELL は Snow Monkey とはターゲットが違うとは思うのですが、Twitter でのキャピキャピ感がめちゃくちゃうらやましいので、良きライバルとしてバチバチやっていきたいです!w
ノベルティ
僕みたいな零細フリーランスは認知度がめちゃくちゃ低いので、スポンサーブースというのは貴重な PR の場です。なので毎回なんらか作戦を考えていくのですが、今回はこれまでよりちょっとブランドを意識して、ブランドブックとピアスを用意しました。そして、ちょろっとだけあってもインパクトがないので、圧倒的物量を用意しよう!ということで本を約150冊、ピアスを約80個つくりました。本もピアスも、とてもプロに頼むお金はないので全部自分たちでつくることにしました。
Snow Monkey ブランドブック
僕は開発畑でデザインツールの操作はよくわからないし、ましてや本なんてつくったことがないので、まずは inDesign の入門本を買うところからはじまり、紙見本をとりよせたり、紙の解説本をかったり、装丁についてツイート検索をしまくるという日々になりました(Snow Monkey の開発ペースが如実に落ちていたと思いますw)。
最終局面ではケミさんと decocool さんに誤字脱字のチェックをしてもらったり言い回しのアドバイスなどをいただいたりしました。おかげでぐっとクオリティアップさせることができたと思います。改めてありがとうございました!
ピアス
ピアスは僕はデザイン面で Snow Monkey の思想を共有しただけで、あとは妻が全部作業してくれました。昨年つくったイヤリングは、ざっくりいうと紙にお猿の顔を印刷してその上にレジンを垂らしてつくるという方式でした。今年はもっと本格的なもの、普段でもつけれそうなものにしたかったので、お猿の顔はなくしたいと思いました。ただ、そうするとこれまでのように垂らす面になるものがないので、きれいな形をつくるのが難しく、かなり試行錯誤して、最終的には型をつくってそこにレジンを流し込むという方式にしました。
また、昨年はイヤリング本体だけだったのですが、それだとブランド感が落ちるかなと思って箱も用意しました。こちらも最初は普通の箱を注文しようと思っていたのですが、結構安っぽい感じのものが多かったので、どうせならもっと良い感じにしてやろうとロゴを凹み加工で入れ込んだり、手触りの良い紙を選んだりしました。ただ、普通に箱を買うと結構高かったので、組み箱で注文して家で箱を組んでコストを下げました(それでも高い)。
手づくりゆえ、レジンの色も若干まちまち(こちらも透明レジンに赤い粉を入れて着色)になってしまったので、もし今度つくるならもっと透明度の高いものの個数を増やしたいなと思いました。
最後に
今年の WordCamp Tokyo のテーマは「つなげる」。今年は、Snow Monkey を通して WordCamp の存在を知り、参加してくださった方が何名かいらっしゃいました。テーマである「つなげる」に微力ながら貢献できたかなと思いますし、新しい方が参加したり加わってくれることは WordPress コミュニティへの貢献になると思いますので、今後もそのような活動は意識していきたいなと思います。
おまけ
最後におまけです。去年スポンサーブースとノベルティでどれくらいコストがかかったかという記事を書きました。
ブースを出したい、ノベルティをつくりたいけどどれくらいかかるんだろう?と気になる方もいると思いますので、今年も書いてみようと思います。